お店に売っている商品に染工場の名前が載ることはありません。
縁の下の力持ちといいますか、いわゆるアパレル業界の川上です。
しかし世界中の衣服や小物がすべて「白色」しかなければどうでしょう?
華やかさもなければ楽しさもなく、ワクワクした気持ちにもならないでしょう。
色にはそれぞれ感情があります。赤は情熱、黄色は愉快、青は誠実・・・など。
色は人々を幸せにします。色のない世界は考えられますか?
当社は四国の日本一小さな香川県の小さな染工場です。
創業60有予年。染色加工一筋でやってまいりました。
小さな工場ゆえに小回りと融通、お客様一人一人のご意見を大切しに、
そのお客様にしかない世界でたったひとつの「色」を創りあげます。お客様の喜ぶ笑顔が見たいから・・・
そんな思いで取り組んできました。
この小さな島国から世界中に素敵な色をお届けできるよう、これからも日々精進してまいります。
手袋の生産地、白鳥町(現東かがわ市)の染色工場設立にあたり、当時、大阪の五光染工で勤めていた比嘉文治郎を業界期待の担い手として招き入れ、技術指導に当たらせた。
大同染工場を創立
当時、四国の染工場はタオルの産地今治と白鳥町(現東かがわ市)にしかなかったため徳島県や淡路島などからも糸染めの依頼が殺到していた。
株式会社大同染工場設立
これまで手動で原始的だった染色機からスワローポンプで染液を循環させ、ムラなく均一に染め上げる。回転バック式染色機を独自開発。
噴射バルキー染色機を大小複数台設備
あらゆるロットに対応した糸染めを可能にした。
また同時期に連続式乾燥機を設備
生地染めに対応した液流ウィンス染色機・ヒートセット機を設備
アクリル手芸糸「ダイボン」
ミシン糸の製造販売をスタート
排水処理施設を設営
製品染め対応したドラム型染色機を設備
染色だけでなくニット製品の縮絨、あらゆる後加工にも対応できるようになる。
四国新聞に弊社の工場紹介が掲載
比嘉 豊 社長就任
新ボイラー設備
地元得意先の製造拠点が海外へ移行したため、積極的に県外顧客の獲得に動く。
これまで秋冬衣料を中心とした原料の加工がメインであったが、春夏向け素材の加工を積極的に行うようになり通年を通しての受注が見込めるようになった。
創業から続く一部の工場をリニューアル
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